内側半月板変性断裂の場合、再生医療による改善が期待できます。
■半月板は、加齢に伴い変性、損傷する恐れがあります
半月板損傷は、年齢や損傷原因によって病態や治療方法が異なります。
例えば、40代以降の女性の場合、加齢による損傷に先立って「変性」している可能性があります。変性とは言葉を変えると弾力をなくしてもろくなっている状態のことです。この状態での断裂は縫合しても改善は見込めないため、損傷部位の切除をすすめられることがあります。
■リハビリや手術以外の治療法として再生医療をおすすめします
内側半月板変性断裂の場合、特に半月板の後方の劣化が痛みの原因となることが多く、その周囲の炎症も含め、再生医療による改善が見込めることが少なくありません。またこのような状態は、軟骨が菲薄化し損傷を受けていることが多く、そうした場合にもやはり再生医療を検討できます。損傷の程度によって、PRP-FD、あるいはPRP-FDと培養幹細胞との併用治療が適用されます。
実際にどの治療法が適応になるかは、奥様のひざの状態を診察させていただいた上で、ご提案いたします。よろしければ「はじめてのご来院予約」よりごお申し込みくださいませ。